出っ歯とは
出っ歯の原因
原因① 指しゃぶりや爪を噛む癖
指しゃぶりや爪を噛むという癖を持っているというお子さんが多いのではないでしょうか。 実はこれが、出っ歯になってしまう原因であるのです。 指しゃぶりや爪を噛み続ける自然と上の前歯が前へ倒れてきます。 小さいころは出っ歯の状況にはなりにくいのですが、6,7歳で永久歯に生え変わる時期までに癖が抜け ないようだと、その後歯並びが悪くなってしまうことが多くあります。
原因② 前歯を舌で裏側から押してしまう癖
前歯と歯の間に隙間があったすると、無意識に舌で前歯を触っているという癖があるお子さんが稀にいら っしゃいます。ただ触っているだけであれば問題ないのですが、そこで押してしまう癖がある方もいます。 徐々に時間をかけて歯を押し続けることで出っ歯になることがあります。
原因③ 骨格性のもの
最後は生まれつきの問題です。下の顎にと上の顎のバランスが悪いため出っ歯になることがあります。 このような顎の骨のバランスが悪いときには、装置を使用して上顎を矯正したり、逆に下顎の成長を促し たりする治療を行います。
出っ歯をそのままにしているとこんな怖いことに
常に口が開いているので口が乾燥してドライマウスになる
出っ歯をそのままにしておくことのリスクは「ドライマウス」になってしまうころです。きちんと上の歯 と下の歯が噛みなわないため、常に口が開いた状態になります。そうすることで口が乾燥した状態になり ます。これがドライマウスです。 ドライマウスの怖い点は、唾液量が少なくなってしまうことです。唾液は非常に重要な役割を持っており、 抗菌作用や炎症抑制、細菌の増殖を抑えてくれたりとします。ドライマウスの人の特徴は口臭に悩まされ ることが多く、出っ歯の人は成人後に治療に来られることが多くなっています。
出っ歯の治療法
成人の場合は、マルチブラケットシステムや抜歯などを伴う本格的な矯正治療など